股関節の痛みはなぜ起きる?理学療法士が教える、原因別トレーニングアプローチ

こんな股関節の痛み、感じていませんか
「歩き始めに股関節がズキッとする」「長時間座った後に立ち上がると痛む」「階段の上り下りがつらい」——股関節の痛みは、年齢や性別を問わず多くの方が経験する不調のひとつです。
一方で、「なんとなく湿布を貼って様子を見ている」「痛いところだけをストレッチしている」という方も少なくありません。股関節の痛みは、原因を見極めずに対処すると、かえって長引いたり、他の部位に負担が広がったりすることがあります。今回は、股関節の痛みが起きる主な原因と、理学療法士による動作分析を踏まえたトレーニングでのアプローチについてご紹介します。
まず知っておきたいこと:自己判断だけで進めるのはおすすめしません
股関節の痛みの背景には、骨や関節そのものに原因がある場合(変形性股関節症など)も含まれます。強い痛みが続く場合や、安静にしていても痛む場合、可動域が急激に制限されている場合などは、自己判断でトレーニングを進める前に、整形外科など医療機関を受診することをおすすめします。
TAYO WORKSで提供しているのは、医療行為ではなく、理学療法士の知見を活かした運動指導・パーソナルトレーニングです。医療機関での診断・治療と、日常的な体の使い方の見直しは、役割が異なるものとして併用いただくのが望ましいと考えています。
股関節の痛みが起きる主な原因
股関節の痛みの原因は一つではなく、いくつかの要素が重なっていることがほとんどです。代表的なものを挙げます。
・股関節まわりの可動域の低下
デスクワークなどで座っている時間が長いと、股関節を大きく動かす機会が減り、可動域が徐々に狭くなります。可動域が狭いまま無理に動かすと、関節や周囲の筋肉に負担が集中しやすくなります。
・筋力低下・左右のアンバランス
股関節を支える筋肉(お尻まわり・体幹の深層筋など)が弱くなっていたり、左右の筋力に差があったりすると、股関節にかかる負荷が偏り、痛みにつながりやすくなります。
・姿勢の崩れ・骨盤の傾き
猫背や反り腰など姿勢のクセがあると、骨盤の傾きが変わり、股関節への荷重のかかり方が本来とは違う形になります。これが慢性的な負担として蓄積していきます。
・動作のクセ
歩き方や立ち方、階段の上り下りの仕方など、日常動作の中に体の使い方のクセがあると、特定の部位に負担が集中しやすくなります。
理学療法士による動作分析でわかること
股関節の痛みに対して自己流でストレッチや筋トレを行っても、原因と合っていなければ効果が出づらかったり、痛みが再発しやすかったりします。
TAYO WORKSでは、理学療法士がまず動作分析を行い、「どこの可動域が狭くなっているのか」「どの筋肉が使えていないのか」「姿勢や動作のどこにクセがあるのか」を一人ひとり見極めたうえで、トレーニング内容を組み立てます。同じ「股関節の痛み」でも、原因は人によって異なるため、アプローチも一人ひとり異なります。
トレーニングでのアプローチ例
原因の見極めをもとに、主に次のような方向性でアプローチを行います。
TAYO WORKSは訪問スタイルのパーソナルトレーニングです。ジムの中だけで動きを見るのではなく、ご自宅であれば、椅子からの立ち上がり方、実際の階段の上り下り、普段の歩行動線など、生活そのものの中で動作を確認でき、スポーツ現場であればパフォーマンス中の動作を確認します。訪問スタイルだからこそ、原因をより具体的にとらえ、解決に結びつけるアプローチができます。
① 日常動作(歩き方・立ち方など)の見直し
② 姿勢や骨盤の傾きを整えるためのエクササイズ
③ お尻まわり・体幹など、股関節を支える筋肉の強化
④ 股関節まわりの可動域を広げるためのストレッチ・モビリティトレーニング
必要に応じて、特許取得のトレーニングギア「ファンクショナルハーネス」を取り入れることもあります。着用したまま動作するだけで無意識のうちに正しい方向へ体の動きが誘導され、股関節まわりの可動域や体幹の安定性の向上につながる場面もあります(詳しくはこちらの記事でご紹介しています)。
痛みが出ている部分だけでなく、その原因となっている体の使い方全体にアプローチすることで、痛みが起きにくい体づくりを目指します。
こんな変化があった方も
50代の女性の場合、反り腰の姿勢によって股関節をまたぐ筋肉(腸腰筋)に負担がかかり、股関節前面に痛みが生じていたケースがありました。姿勢の取り方の指導と、骨盤を正常な位置で安定させるための殿筋・体幹の強化を行ったことで、痛みの軽減につながりました。
※効果や変化の現れ方には個人差があります。
まずはLINEでお気軽にご相談ください
「これは病院に行くべき痛みなのか、トレーニングで対応できる範囲なのか分からない」という段階でも大丈夫です。理学療法士が直接、体の状態やお悩みに合わせてご案内いたします。





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