産後0歳児育児中に日本選手権へ。フィンスイミング元日本代表・藤巻紗月選手インタビュー
- 8月27日
- 読了時間: 5分

2026年5月9〜10日に開催された日本選手権。フィンスイミング元日本代表の藤巻紗月選手が、0歳児の育児をしながら出場し、決勝進出まであと0.2秒、最終結果は10位という結果を残しました。
出場を決意してからレースまでの調整期間は、わずか約1ヶ月。この期間、藤巻選手をサポートさせていただいたのが TAYO WORKS です。
今回、大会を振り返っていただきながら、産後の身体づくりや、トレーニングを通じて感じたことについてお話を伺いました。
藤巻紗月選手プロフィール
神奈川県出身。3歳から競泳を始め、小学6年生でフィンスイミングに転向すると、10代でフィンスイミング日本代表に選出。ワールドゲームズをはじめとする国際大会や国内の日本選手権で活躍し、2020年に一度競技を引退しました。現在は大手広告会社に勤務する傍ら、一人の母として育児と向き合う日々を送っています。
「このままでは老いていく」——日本選手権出場を決めた理由
出産後、育児が始まると同時に、運動からは自然と距離ができていったという藤巻選手。
「カッコいいママでいたいなと思っていましたが、いざ出産して子育てが始まると、なかなか運動する気にならず、気付けば、産後8ヶ月ほど経ってました。体力は落ち、筋力も衰え、このままではどんどん老いていくなと思い、強制的に運動しなくてはいけない環境を作るために、日本選手権出場を決意しました」
「強制的にでも運動する環境をつくる」という発想が、日本選手権という大きな目標につながったといいます。
約1ヶ月のトレーニングで感じた身体の変化
短い調整期間の中で、身体にはどのような変化があったのでしょうか。
「日に日に体が軽くなり、慢性的に感じていた体の不調が軽減しました。体の使い方を矯正することで、冬眠していた筋肉が目覚めていく感覚がありました。肩甲骨周りや骨盤周辺など固まっていた部分がほぐれ、筋肉が使えるようになったことで、産後体型からも抜け出せたと思います」

体力面での回復も、着実に実感できたそうです。
「練習初日は25メートル泳ぐだけで息が上がっていましたが、現役時代ほどではないですが、2時間のスイムトレーニングがしっかりできるくらいには、心肺機能も戻りました」
わずか1ヶ月というスパンで、動作の質・体力の両面に変化が現れた背景には、TAYOWORKSが重視する「動作分析による根本原因へのアプローチ」があります。痛みや不調を我慢して鍛えるのではなく、身体の使い方そのものを見直すことで、眠っていた筋肉が働き始める——今回のトレーニングは、その考え方を体現する結果になりました。
育児との両立、一番大変だったこと
0歳児を育てながらのトップアスリートとしての調整。両立の難しさについても率直に語っていただきました。
「時間的制約があるので、限られた練習回数のなかで、レースに向けて感覚を研ぎ澄ませていくのが、大変でした」
限られた時間の中で最大限の効果を引き出す必要があったからこそ、一回一回のトレーニングセッションの密度が重要だったといえます。
TAYO WORKS のトレーニングで感じた効果
トレーニング内容について、特に印象に残っていることを伺いました。
「細かな動作のなかで、自分の体に意識を張り巡らせて微調整していくトレーニングが多かったですが、現役時代よりも自分の体の状態に敏感になれた気がするくらい、効果を感じました」

現役時代を経験しているアスリートだからこそ出てくる「現役時代よりも敏感になれた」という言葉は、動作の細部にまで向き合う TAYO WORKS のトレーニングスタイルを象徴する感想だと感じています。
産後にスポーツ復帰・体づくりを目指す方へ
最後に、同じように産後の身体と向き合う方々へ、メッセージをいただきました。
「産後は環境が一気に変わり、なかなか自分の体まで意識が回らないと思いますが、少しずつでも自分の体と向き合う時間を作っていくことで、いいリフレッシュにもなりますし、体が軽くなって、抱っこなども楽になり、育児との好循環が生まれる気がします。なかなか難しいかもしれませんが、週一回1〜2時間だけでも、だれかに頼って自分時間を作ってみることをお勧めします!」

今後の目標
日本選手権を経て、藤巻選手が見据える次の目標は明確です。
「来年の日本選手権で決勝に残ることが目標です!」
決勝まであと0.2秒だった今回の結果は、次への大きな手がかりになったといえそうです。藤巻選手の今後の挑戦を、TAYO WORKS も引き続きサポートしてまいります。
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藤巻選手のトレーニングにも取り入れたファンクショナルハーネスについて、
詳しくはHP上部メニューのハーネスからご覧ください。
※ハーネスについては、別途特集記事でも詳しくご紹介予定です。





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